【柔整 各論】上腕骨頭骨折

上腕骨頭骨折

発生
激突などの肩部の強打

単独骨折はまれ

症状
・肩関節に打撲傷の様相。捻挫と誤診されやすい
・関節内血腫
・機能障害、内出血
・外科頸骨折、結節部骨折よりも腫脹は少ない
・激しい疼痛
・圧迫を加え回旋⇒軋轢音

固定
肩70°~80°外転、水平屈曲30~40°

骨頭の剥離があり転位が大きい例⇒観血療法

予後
・関節内骨折のため骨癒合が起こりにくい。
・近位骨片は血流障害により阻血整骨壊死に陥る。
・外傷性関節症を起こすことがある。

参考文献

柔道整復学 理論編 第6版

fukuchan

柔道整復師、鍼灸師、医薬品登録販売者として治療院を開業しています。 柔道整復師、鍼灸師を目指す学生さん向けに、オリジナルイラストを使って教科書をわかりやすくして発信しています。

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