整形外科学 腰椎分離すべり症
腰椎分離すべり症
疾患概念
椎体間に転位が生じている状態
上位椎体が下位椎体に対し前方に転位する前方滑りが多い
腰椎分離症に続発する場合は腰椎分離すべり症と呼ぶ
分類
分離すべり症:椎弓の連続性が絶たれている状態
変性すべり症:加齢による椎間板、後方関節の支持性低下
症状
腰痛、下肢痛が主症状
分離すべり症:馬尾神経・神経根障害少ない
変性すべり症:高度に馬尾神経根症状高度に発生
診断
腰椎側面画像で診断可能
Ⅹ線:テリアの首輪像
治療
腰部脊柱管狭窄症の一病変として治療
参考文献
整形外科学 改訂第4版 南江堂
ポケット整形外科学ハンドブック 改訂第5版
1件の返信
[…] ・脊椎分離すべり症 […]