徒手検査法 ルーステスト

ルーステスト

目的

胸郭出口症候群の鑑別

意義

肋鎖間隙を狭くした肢位を保持させ、腕神経叢および鎖骨下動脈の圧迫を伴う症状を再現させる方法

陽性率70%以上

健常者では1%未満

実施法

患者:座位、肩90°外転・外旋位、肘90°屈曲位で手指の屈伸運動を3分間継続

判定

上肢の疲労感、疼痛が誘発され、運動が継続できないものを陽性とする

 

参考文献

柔道整復学 理論編 第6版 南江堂

 

fukuchan

柔道整復師、鍼灸師、医薬品登録販売者として治療院を開業しています。 柔道整復師、鍼灸師を目指す学生さん向けに、オリジナルイラストを使って教科書をわかりやすくして発信しています。

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1件の返信

  1. 2020年11月24日

    […] モーリーテスト:斜角筋隙を指で圧迫 ルーステスト:肩90°外転・外旋位+肘90°でグーパーを繰り返す⇒運動不能で陽性 […]