徒手検査法 アレンテスト

アレンテスト

目的

胸郭出口症候群の鑑別

意義

鎖骨下動脈を圧迫し血流の障害を調べるテストである

正常な人も陽性率が40%近いという報告もある

実施法

患者:座位、肩90°外転、外旋位、肘90°屈曲位

術者:患者の橈骨動脈の拍動を触れながら、患者の頸椎を反対方向に回旋させ拍動を調べる

判定

橈骨動脈の拍動減弱で陽性

参考文献

柔道整復学 理論編 第6版 南江堂

fukuchan

柔道整復師、鍼灸師、医薬品登録販売者として治療院を開業しています。 柔道整復師、鍼灸師を目指す学生さん向けに、オリジナルイラストを使って教科書をわかりやすくして発信しています。

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1件の返信

  1. 2020年12月4日

    […] ・脈管テスト陽性 アドソンテスト:頸椎後屈+患側回旋⇒橈骨動脈の拍動消失 ライトテスト:肩90°外転・外旋位⇒橈骨動脈減弱 モーリーテスト:斜角筋隙を指で圧迫 ルーステスト:肩90°外転・外旋位+肘90°でグーパーを繰り返す⇒運動不能で陽性 エデンテスト:患側上肢を後下方に引き下げる⇒橈骨動脈の減弱 アレンテスト:肩90°外転・外旋位+肘90°で脈をみながら反対に頸椎回旋⇒脈減弱 […]